三重県四日市市にて自然素材の家、木組みと土壁の家づくりに取り組んでいます。
伝統工法・薪ストーブ・古民家・天然生活
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木と土の家

私たちのホームページができました。
よかったら覗いてみてください。


木と土の家
http://kigumi.petit.cc/banana/



住工房和樂
木組ぐみ















| 10:12 | - | comments(0) | trackbacks(0) |
木材の乾燥
木材の乾燥には大きく分けて2種類の方法があります。
人工乾燥(機械乾燥)と天然乾燥です。

高温の機械乾燥は、短時間で乾燥し
狂いが起こりにくいですが
強度に問題のある『内部割れ』が起きやすく、
また色艶・香りがなくなると言われています。

現在、生産性の問題から人工乾燥が
一般的に主流になっています。




昔ながらの天然乾燥は、
風通しのよい場所で桟積みして
木材を乾燥させます。
自然の力に委ねるので長い時間を要します。
強度には影響がありませんが
『表面割れ』が起こります。
色艶・香りがよく、木本来の美しさがあります。




柱材には『背割り』というものが入っています。
これは乾燥に伴い、見える箇所に割れが生ずるのを防ぐため、
裏になる面にあらかじめ割れ目が入れてあるのです。
特に『芯持ち材』は割れやすく、
芯持ち正角材は乾燥後にも割れる可能性があります。

『背割り』を見て強度の心配をされる方はみえませんが、
天然乾燥材の『表面割れ』を見て
心配される方がみえます…。
でも本当に危険なのは『内部割れ』の方なんですよ。


木材は乾いていく過程で割れが発生します。
しかし、木材は乾燥することで耐朽性と強度が高くなります。



『表面割れ』は天然乾燥の証ともいえます。



※ 加重破壊試験でも表面割れは
  強度に影響が無いというデーターが出ています。





| 17:02 | 伝統工法への想い | comments(0) | trackbacks(0) |
材料選び



私達が使うのは天然乾燥材。
乾燥機を持っていない
昔ながらの製材屋さんが一番いいです。
そんな昔ながらに山の管理をして
自ら木を倒し、製材をしている方に
会ってきました。



| 16:09 | 集う家 | comments(0) | trackbacks(0) |
びわの葉酒
関宿で毎月行われている
オーガニックマーケットに行きました。
地蔵院の桜がちょうど満開でした。
そこで、びわの葉をたくさん頂きました。
焼酎で漬けると民間療法として
いろんな効用があるそうです。

さっそく玄米焼酎で漬けてみました。
葉をよく拭いて細かく刻んで焼酎に漬けます。
3か月待つと出来上がりです。
1年後には葉を取り出し、入浴剤としても使えます。

<びわ葉酒の効用>
抗ガン作用、傷・火傷・湿疹・皮膚炎・虫さされ・
捻挫・肩こり・腰痛・内臓の痛み・神経痛などに。
薄めて飲んだり、湿布します。








| 21:32 | 暮らし | comments(0) | trackbacks(0) |
旅のかけら






その土地の気候風土に合った建物
その場所でとれる材料で造られた建物
そうして建てられた伝統的な建物は
どこの国でもとても美しく魅力的に感じます。





| 22:46 | 建築 | comments(0) | trackbacks(0) |
現在の洞窟住居




祖父が画家だったという方の
お宅を見せていただきました。
洞窟住居に手を入れて
とても素敵に住んでみえます。
各部屋には風や光を取り込む窓があり
素晴らしいSASSIの眺めが一望できます。

昔の閉鎖的な空間からは
想像できないほど、心地よい空間が
広がっています。





| 18:02 | 建築 | comments(0) | trackbacks(0) |
洞窟住居群


 

長らく小作農民の住居であったサッシは
イタリアのなかでも特に貧困に苦しめられた土地です。
1952年、衛生面や経済的な理由から
サッシ地区の15000人以上の全住民に対して、
新市街への一斉退去が命じられたのです。

退去以前の洞窟住居を再現したのが一番上の写真です。
当時の洞窟住居は換気や採光を入口に頼るしかなく、
また大切な家畜を寒さや暑さから守るため
家畜との同居が一般的でした。
そのため不衛生な状況に拍車をかけたといいます。
そんな環境下の中、子供の死亡率がすごく高かったそうです。
無人となったサッシは長い間、廃墟となりました。

しかし1993年、ユネスコ世界遺産に登録されると、
その類い希な景観から世界的に注目され始めます。
官民協力のもと徐々に住民が戻り、
現在ではサッシを利用したホテルやレストランなども多く
復興への道が進んでいます。
(写真2枚目は洞窟を利用したレストラン内部)

下右写真は、岩をくり抜いた洞窟教会
サンタ・マリア・デ・イドリス教会です。
岩の上に十字架が見えます。
サッシには多くの洞窟教会が残っています。




| 22:47 | 建築 | comments(0) | trackbacks(0) |
SASSI




マテーラという町を訪ねました。
サッシSassiと呼ばれる旧市街は、
中心に建つドゥオーモを挟んで北側のサッソ・バリサーノと
南側のサッソ・カヴェオーソの2つの地区に分かれています。

ここに建つ家々はファサードをつくっているので
普通の住居のように見えますが、内部はすべて
石灰岩を掘ってできた洞窟住居です。
洞窟の入り口に石を積み建て増したため、
箱形の住居が重なり合う景観へとなったようです。

サッシ内にある洞窟の正確な数はわかっていませんが
その数は数百とも数千ともいわれています。
その起源は先史時代にまで遡るそうです。
最初は自然の洞穴を住居とし、
必要に応じて増改築されてきました。
洞窟がときには家として、ときには教会として、
あるいは貯蔵庫としても使われてきたようです。
現在にまでその姿をとどめているのは、
住民一斉退去という厳しい環境が残した奇跡なのでしょう。。。

町に灯りがともり出す夕暮れどき
昼間見たセピア色の町並みがしっとりと幻想的な顔へと変わります。



ユネスコ世界遺産



| 21:05 | 建築 | comments(0) | trackbacks(0) |
トゥルッリ



トゥルッリには見どころがたくさんあります。
まずは屋根部分から、
屋根の一番上には小尖塔があります。
白く大きく描かれた図案は
魔除けのようなものだそうです。
暖炉の為の煙突もみられます。
これらは家々によっていろんなデザインのものがあり
見て歩くのも楽しみの1つでした。

屋根には雨水の導入口が設けられ、
二重構造になった壁の間を通った雨水は、
建物地下の貯水槽に蓄えられ
むかしは生活用水に使われていました。
そのため床には地下への扉が設けられています。
今では真っ白に塗られた壁も、
当時は石を積んだだけのものでした。
ちょうど工事中の建物があって作業を
見せてもらうことが出来ました。




次は内部空間へ、
円錐形のとんがり屋根の部分には
床を張り屋根裏部屋として物置などに
使われていました。
また室内にはアルコーブと呼ばれる
壁の切り込みが設けられ、
1つの部屋の中に、もう1つの空間をつくる
工夫がなされています。
写真のベッドルームがまさにそうです。
すっぽりと包まれた空間はなんとも
居心地がよい場所でした。


この地に豊富にある石が使われ、
生活のために必然的に生まれた形
それがトゥルッリなのです。
まさに構造美による空間でした。



| 23:12 | 建築 | comments(0) | trackbacks(0) |
南イタリア伝統家屋を訪ねる旅




南イタリアのプーリア州にある
小さな町アルベロベッロ。
この町にはトゥルッリと呼ばれる 
とんがり屋根が特徴的な石造りの集落があります。

おとぎの国のような愛らしい町並みですが、
その歴史は長きに渡って厳しいものでした。
16世紀頃トゥルッリがうまれた背景には
石だらけの痩せた土地と、当時の伯爵の
厳しい独裁制が起因しています。

伯爵は土地開拓のため周囲の農民たちを
この地に移住させました。
国王が建築物に税金を課していた為、
この地を治める伯爵は国王の目を盗んで
すぐに解体できる家作りを農民に指示し、
土台も骨組みも無く、平たく加工した石を
円錐状に積み上げただけの家屋を作るようになったのが
町の起源であると言われています。

農民たちは農奴として扱われ
伯爵は農民たちに重税を課す一方で、
国王の課税から逃れるため役人が来るのを察知すると
農民たちに家屋の解体を命じたそうです。
そうして何度も解体と建設を繰り返したといいます。

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そんな厳しい過去を感じさせないほど
トゥルッリは愛らしい存在感を放ち、
世界中の人々を魅了し続けています。

ユネスコ世界遺産




| 22:54 | 建築 | comments(0) | trackbacks(0) |